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exhibition by Itoshiro Yohinten
岐阜県と福井県の県境、人口250人ほどの石徹白(いとしろ)という集落にある「石徹白洋品店」の展示会をferme studioで開催します。
石徹白に伝わる伝統的な衣服「たつけ」「はかま」は、まさに和服の集大成。このたつけ、はかまをベースにした衣服を手作りしているのが石徹白洋品店です。
たつけやはかまは、農作業などがしやすいように機能性が追求され、さらには布が余らないようにすべて直線裁ちで作られています。それを石徹白洋品店が現代に合わせてデザイン、製作をしています。藍染をはじめとした草木染めの色彩の美しさ、生地の質感、何よりその動きやすさは格別のはき心地です。
展示会ではたつけなどの衣服の販売も行います。また、今回は郡上八幡のおいしいスイーツも販売します。4/20(土)は「ヤマネコドーナツ」のドーナツ、4/21(日)は「シシ七十二侯」さんの焼き菓子を予定しております。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
日時:4/20(土)11:00~18:00
4/21(日)11:00~18:00
会場:ferme studio
※駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングをご利用ください
- 石徹白洋品店
岐阜県郡上市白鳥郡石徹白で営業中。2012年、店主・平野馨生里が石徹白に移住した時に出会ったのが、この地の伝統的な衣服「たつけ」や「はかま」。この文化を復活させ後世へ伝えていくべく、たつけ作りを始め、石徹白洋品店を開店。現在は「ノラギ」「マチギ」「ハレギ」の3つのラインを中心に、石徹白や郡上の商品も扱っている。各地での展示会開催のほか、藍染をはじめとした草木染め、糸作り学校としてお蚕さんについて学ぶ会、たつけ作りなどのワークショップも精力的に開いている。
冬の間、石徹白は雪に閉ざされているため実店舗は閉店しているが、春を迎え、雪解けとともに通常営業となる。2019年は5月より営業。オンラインショップでの販売も行っている。
http://itoshiro.org/